新居に引っ越しをすると同時に家具や電化製品を一新したい、このように考える人は多いのではないでしょうか。
電化製品などの場合は、以前利用していたメーカーと同等のものを買い返したりすれば、性能が良くなっていて価格が安く機能も充実いたりします。
個人差はあるとは思いますが、選び方のポイントはそれほど大きく変わるものではありませんよね。
例えば、液晶テレビを購入したいとなった時には部屋の広さに最適な画面サイズを選択します。
その中でも価格が手ごろなものを選ぶという選択の仕方をしたり、画質にこだわる人は綺麗な液晶画面を持つテレビを選択をすると思います。
しかし家具となると、色々考えて購入したけどサイズが少し大き過ぎたり予想していた場所に置くことができない、色合いがもう少し地味な方が内装や空間にマッチしたなど失敗して後悔してしまうことも少なくありません。
そこで今回は、家具選びで失敗しないために、選び方のポイントを3つ紹介したいと思います。
家具選びで失敗しない為の3つのポイントはコレ!
家具選びの失敗と言ったら、どんなことが思い浮かびますか?
イメージが違った、色が合わなかったなどは、購入前に実物を見なければ起こり得ることです。
さらにはサイズが合わなかった等の失敗では、事前にどこに置くのかを決めておいてメジャーなどで寸法を計測することで回避ができます。
洋服ダンスや引き出しなどを購入して、あらかじめ決めていた場所に置いたら電源コンセントが使えなくなって不便だったといような失敗もあるので、電源コンセントの位置なども頭に入れておく必要があります。
基本的に、家具の選び方のポイントはライフスタイルに合ったものを選ぶ、正しいサイズのものを買う、そして部屋ごとの統一感をしっかり意識する、この3つです。
いずれも基本的なものではあるのですが、お店に出向いたら現品限りのオシャレな洋服ダンスを見つけて衝動買いをするなどのケースも決してゼロとはいい切れません。
しかし、選び方のポイントの3つをしっかり押さえておかないと、サイズが合わなくて別の場所に置くことになってしまった、部屋の雰囲気に合っていなかった、そもそも必要なかったのではと、後から後悔してしまうケースもあり得ます。
何となくこの洋服ダンスが欲しい、洋服を入れておける引き出しが欲しいなど漠然とした理由で買うものではなく、このような理由があるからこれを購入するといった自らのライフスタイルに合わせて決める必要があると思います。
1、ライフスタイルに合ったものを選ぶ
ソファは多くの人々が憧れを抱く道具の一つ、しかし全ての人にソファが必要かというとそうではありません。
例えば、ソファを購入したけれどもその前にあるスペースで床の上に直接座ってもたれかけるだけ、これはソファの正しい使い方ではないので本来必要ではないものと考えられます。
ちなみに、フロアで生活を送る時間が多い人などの場合は、必要性が低いと思われるソファを購入してわざわざ室内を狭くしてしまうのではなく、リビングで利用しているテーブルの椅子にクッションを揃えた方が広く感じられますし利便性が高くなりおすすめです。
どのように魅力的な家具だとしても、自分の生活に必要なものでなければ購入しても使わないなどのケースが出て来てしまったり、限られたスペースも無駄になってしまうなどのケースがあります。
その為、自分のライフスタイルがどのようなものかをしっかり考えておいて、今後どのような暮らしをしたいのかを頭に思い浮かべておけば、必要なものだけを購入することができると思います。
そうすれば、家具の購入が失敗にならずに、成功に繋がって来ます。
2、正しいサイズのものを買う
家具を選ぶとき、多くの人々は部屋の広さを基準にしているのではないでしょうか。
その手順としては、部屋の広さを考えた上でどのくらいの大きさのものを配置できるのか、それはどこに置いたら良いかと検討されると思います。
これは決して間違ったやり方ではないのですが、あまり部屋の広さばかりを気にしてしまうと失敗にも繋がりかねません。
例えば、リビングにお気に入りのデザインのチェストを置いてみようと考えた時、サイズ的にはなんとか部屋に入るからと購入したとします。
しかし、そのおしゃれなチェストが、大きさの割には収容能力が低くて、逆に部屋が収納しきれなかったもので溢れて手狭に感じてしまうということもあるかも知れません。
結局、もっと収納力が高い別のものにしておくべきだったと後悔し、失敗に繋がることもあるので注意が必要です。
狭い部屋に釣り合いが取れないような、あまりにも大きなものを置けば窮屈感がアップしてしまいます。
そのため、用途に合った大きさのものを選ぶのが大切です。
そのサイズが部屋の広さに合う合わないではなく、自分のライフスタイルの用途に合った大きさの物を選ぶようにしましょう。
3,統一感をしっかり意識する
出典:楽天市場
3つ目のポイントであげた「部屋ごとの統一感を意識する」ですが、家具は単体で見て(選んで)しまうと失敗する可能性が高くなりがちなんです。
雑誌やお店などに置いてあるものを見て思わず衝動的に欲しくって買ってしまったり、ネットショッピングでも一目惚れして思わず購入してしまったという人も多いと思います。
そんな衝動的に買った家具は、実際に自宅に置いてみると思っていた物とちょっと違ったり、「あれ?こんな感じだった?」と購入時は目の錯覚を起こしていたんじゃないかと思うような経験をされた人もいると思います。
その理由の中には、やみくもに買い足しをしてしまうと部屋全体を見た際に違和感を覚えてしまうことがあると思います。
単体で購入したものは、統一感を欠落させてしまうこともあり、これが大きな原因の一つになります。
あくまでも部屋全体で考えてチョイスするといった選び方が大切です。
統一感を持った部屋にするためのポイントは、部屋のテーマをあらかじめ定めておくです。
そのテーマに沿って、マッチする家具を選んで揃えていけば、部屋の統一感は損なわれることはないと思います。
テーマにはナチュラルやシンプルモダン、和モダンや北欧風、アジアンテイストやアンティークなどがあるので、色々と調べたりして、その中から自分の好みのテーマを選びましょう。
そうすれば、統一感のあるおしゃれな部屋になるはずです。
家具の種類によって選び方に違いがある
ソファ
一概に家具選びと言っても、ソファを選ぶのか、ベッドを決めるのか、チェストやシェルフなどの収納家具を買うのかで選び方に違いがあります。
ソファなら、一般的な座面高があるソファやローソファ、ローソファの中には床とほぼ高さが変わらないフロアソファ、またコーナがあるタイプだったり、背もたれが高いハイバックタイプもあります。
ライフスタイルや、部屋の広さやさサイズ感など共通ポイントもありますが、まずはそれぞれのタイプに合った選び方も重要になってきます。
まずは、ソファにどんな種類があって、どんなスタイルが自分に合っているかイメージすることが大切です。
以下の記事を是非参考にしてください。
-
知っておくと便利なソファの種類を紹介!素材やデザインの系統の基本も解説
一概にソファっといっても、その種類は細分化されていて、かなり多くなっています。 「ソファが欲しい」「ソファを選びたい」と思っても、それがどんなソファなのかと頭でイメージしておくことが大切です。
続きを見る
チェスト・タンス
収納家具としてチェストやタンスを検討する前に、まずはチェストとタンスの違いをしっかりと考えておいてもいいと思います。
曖昧なまま家具選びを進めてしまうと、失敗までとは行きませんが、スムーズに話が進まない可能性もあります。
まずは、チェストとタンスの違いを理解しつつ、さらにチェストの中にあるいくつかの種類を知ることで、選び方も変わってきます。
その事を以下の関連記事にまとめてありますので、参考にしてください。
-
さて問題です、チェストとタンスの違いは分かりますか?チェストってどんな家具なのかタンスとの線引きはあるのか特徴や種類を紹介します
家具屋に行くと目にするのがチェストと呼ばれるジャンルの家具です。 タンスは知っているけどチェストって何、と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。
続きを見る
シェルフ・ラック
チェストとタンスと同じ様に、収納家具の中にはシェルフとラックと似ているようで違いがわからないものがあります。
とくにシェルフは、ショップの販売員さんでも難しいと思います。
何故、その違いが難しいという理由も含めて、以下の関連記事から理解することができると思います。
そして、それにより選び方のポイントも変わってくるので、是非参考にしてみて下さい。
-
シェルフとラックの違いは分かりますか?何を置くかによって変わるシェルフの選び方!!
最近注目されている家具にシェルフがあります。 しかし、その形からラックと混同してしまう方も少なくありません。
続きを見る
まとめ
家具選びには3つのポイントがあります。
1にライフスタイルに合ったものを選ぶ、2に正しいサイズのものを買う、3つ目に部屋ごとの統一感をしっかり意識するです。
普段の自分とは違ったスタイルのものを買っても使わなくなってしまうこともあるかもしれないし、部屋に対して大き過ぎたり小さすぎるのも似合いません。
気に入ったものであっても、部屋のテーマと違ったものだと、浮いてしまって雰囲気を壊してしまいます。
部屋に統一感をもたせて、同じようなデザインやスタイルの物を購入すれば、オシャレな部屋になると思います。
家具の購入前に、このポイントを意識して考えておくと、購入後に失敗して後悔するということが防げると思います。
ぜひ家具選びの参考にしてください。
家具を安く買うアウトレットという選択肢もあります。
-
家具アウトレットを利用するメリットやデメリットは?家具を安く買うという選び方!
小売店やECサイトを覗くとよく目にするのがアウトレットです。 実は家具にも、家具アウトレットというものが存在するんです。
続きを見る