ソファを購入しようと考えた時に、ソファの高さが気になることもあると思います。
座面高が低いローソファは、見た目などのデザイン性もいいのですが、なんだか座りやすそうなイメージがあるから決めたという人も多いと思います。
しかし、そんなに簡単に決めちゃっても大丈夫ですか?
ローソファだけではなく、ソファは大型の家具です。購入してから、失敗したと後悔しても遅いんです。
そこで今回は、ローソファの購入で後悔しないために、選び方のポイントを紹介したいと思います。
後悔しないローソファの選び方のポイント
ローソファの高さを検討しておく
出典:楽天市場
ローソファを選ぶ上でのポイントは、特徴やメリット、デメリットを把握して総合的に比較検討するという選び方がおすすめです。
一般的に広く知られるローソファの特徴は、背もたれが低くて重心の位置も低く、コンパクトなお部屋でも圧迫感を感じさせないことが挙げられると思います。
また楽に腰を掛けられるのでくつろぐこともできますし、寝転がったりして休憩も容易にできるのでとても便利です。
背もたれの位置が低くく圧迫感を感じさせないと、お部屋を実際よりも広く見せたり、こたつを置いても違和感を覚えにくいというメリットに繋がります。
ただ、慣れないうちは腰掛けた時に尻もちをついてしまったり、立ち上がりの際に姿勢によっては腰に負担が掛かるデメリットがあります。
それと座面位置が低いのに、テーブルの天板が高すぎてしまったりとリビングテーブルとの相性があまり良くないことも挙げられます。
テーブルと組み合わせて使うつもりならば、しっかりと最初にイメージを頭に描いて検討することが大事です。
ローソファの中にも種類がある
フロアソファタイプ
出典:楽天市場
ローソファには一般的なフロアソファタイプを始めとして、お部屋の角に置きやすいコーナータイプ、座面は低く背面が高いハイバックタイプなどがあります。
フロアソファタイプは座面が低くて脚がないと、誰もが頭に思い浮かべるイメージ通りの形状です。
このタイプはシンプルなデザインを好む人に最適で、フローリングだけでなく畳との相性も良いことから、和室にも合わせられます。
色や生地などの選択肢が豊富ですし、価格帯も幅広いので、ポイントとしては好みや予算と相談しながら絞り込んで選ぶ選び方をおすすめします。
しかし、普段床に座ってソファを背もたれにすることが多いからというだけの理由でフロアソファを選んでしまうと、リビングテーブルとの高さがちぐはぐになってしまいます。
フロアソファタイプを選ぶ時には、普段の生活スタイルもよく考えておきましょう。
コーナータイプ
出典:楽天市場
コーナータイプは2つのソファをL字に繋げたような形状で、お部屋の角に置いて使うことを想定して設計されています。
同時に複数人が座れる余裕があるので、家族の多い家庭に適していますし、友人や知人を招く機会が多い人にもおすすめです。
独立していて自由に連結できるタイプもありますから、お部屋に合う最適な形で設置可能です。
選び方のポイントとしては、使用する人数や使い方を想定して、少し大きめを選ぶのが良いでしょう。
横一列のフロアソファとは異なり、L字に置けるメリットがありますから、多用途に使える余裕のある大きめが狙い目というわけです。
こちらも色や生地で選べますが、背もたれのクッション性であったり、肘掛けのボリュームなども検討したいところです。
ハイバックタイプ
出典:楽天市場
ハイバックタイプは背中を包み込むような背もたれが魅力的で、中にはリクライニング機能を持つローソファ商品もあります。
リクライニングをするとなると、背面部分の空間に余裕が必要となりますし、壁とは少し離して設置する必要性が出てきます。
その為、設置する場所だけでなく壁との距離も確認してから、無理なくリクライニングできる大きさのソファを選びましょう。
リクライニング時に壁につくか使いないギリギリの位置だと、ソファの後ろを人が通れないので注意が必要です。
このように、ローソファには大きく分けて3種類あるわけですが、選び方にはそれぞれのポイントと共通点があることが分かります。
ソファ全体で見てみると、かなりの種類があります。
以下の記事も参考にしてください。
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知っておくと便利なソファの種類を紹介!素材やデザインの系統の基本も解説
一概にソファっといっても、その種類は細分化されていて、かなり多くなっています。 「ソファが欲しい」「ソファを選びたい」と思っても、それがどんなソファなのかと頭でイメージしておくことが大切です。
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部屋の広さも検討材料
出典:楽天市場
基本的にソファに限らず家具の選び方はお部屋の広さに制約を受けるので、空間に合わせて比較検討する候補をリストアップすることになります。
理想をいえば同時に多くの人が利用できる大きめのソファですが、しかし現実的には適正サイズより大きめだと、お部屋が狭くなり空間が圧迫されてしまいます。
ワンルームに3人掛けはギリギリといったところで、それ以上のサイズは明らかに大きめとなるので要注意です。
逆に3LDKくらいのお部屋に一人掛けは小さく、使い方が限られてしまいます。
最初から座ってくつろぐ目的だけなら一人掛けもありでしょうが、足を伸ばしたり横になって眠りたい場合は選択候補から外れます。
色は無難なカラーや明るめ、可愛らしい色使いなど種類が様々ありますし、完全に好みで選べます。
勿論、お部屋の雰囲気やインテリアとの兼ね合いもあるので、その点は確認したりイメージ似合うものを選ぶことが前提となります。
まずはご自宅の間取りや部屋の広さとの兼ね合いを考えるのもポイントの1つです。
素材で質感や部屋の雰囲気も変わる
出典:楽天市場
ローソファの質感を大きく左右するのは色ですが、素材の種類や仕上げ加工なども影響します。
その為、違った素材によってお部屋の雰囲気がガラッと変わってしまうので、素材選びもポイントになります。
本革は重厚感があって使い込むほどに素材の魅力が出てきますが、夏場は蒸れるので不向きです。
正しく扱えば長寿命に期待できるものの、濡れると乾きにくいことから洗えない欠点があります。
合成皮革は本革に似せて作られている素材ですが、水拭きによるお手入れができます。
ただし、高温多湿の環境では加水分解によって劣化してしまうので、本革のような耐久性には期待できないです。
価格は質感が似ている本革よりも安いので、安さを重視するなら合成皮革も選択肢に加えられます。
出典:楽天市場
ファブリック系のローソファは、革系よりも質感のバリエーションが充実している傾向で、色以外の選択肢も多いです。
手触りも様々で思わず目移りしてしまいますが、通気性の良さの代わりに汚れが染み込んでしまうのがデメリットです。
拭き洗いくらいなら可能ですが、シミができるくらいの汚れがつくと綺麗にするのは困難です。
つまり、ソファで飲み物を飲まないルールを決めたり、撥水性のあるカバーをつけるなどして使用する必要があります。
まとめ
ローソファといっても、一概にただ座面が低いだけのソファだとは言い切れません。
ローソファの中にもいくつかのタイプがあり、それぞれ使い勝手や選ぶポイントが変わってくると思います。
ローソファを大きな括りで選ぶとしたら、普段の生活スタイルやサイズ感、または素材などが選ぶ時のポイントになってきます。
部屋の広さにマッチしたサイズを選ぶことは一番大事だと思うし、合わせるリビングテーブルなどのサイズ感も大事になってきます。
ソファは大型の家具家具です。買ってから買い直しはそう簡単にはできないと思います。
購入前に、選び方のポイントを参考に、後悔しないようにしてください。
トップの画像に使用しているローソファは、Ricordo ファブリックローソファです。
ネットショップにてお取り扱いしております。
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