収納家具の1つチェストは、選び方によって使い勝手や快適性が異なることから、イメージと違うという結果にならないようにポイントの確認が重要になってきます。
購入後に失敗しちゃったと公開しない為に、予めチェックポイントをよく確認しておくのがおすすめです。
今回は、チェスト選びで失敗しないように、どこを確認したら良いのかのポイントをチェックしてみようと思います。
購入前に知っておきたいチェストの選び方!
何を収納するか決めておく
出典:楽天市場
チェストは主に衣類を収納するものですが、衣類1つ取っても大きさや厚み、材質といったものが異なります。
大きな衣類は収納も相応に大きなものが必要ですし、厚みのある衣類には深さのある引き出しが不可欠です。
収納する数にもよりますが、沢山収納したいならより深くて収納性の高い引き出しが必要となるでしょう。
しかし、頻繁に出し入れするなら1つの段が深いものよりも、ある程度深さのある引き出しの段数が多いものが狙い目です。
段数が多ければ小分けにできますし、収納するものに合わせて分類したり使い分けられます。
衣類の材質は湿気に強いか弱いか、カビやすいか否かが重要なチェックポイントになります。
化学繊維で作られている衣類は比較的湿気に強く、カビも発生しにくく発生しても短期間のうちに被害が拡大しないのが特徴です。
ところが天然繊維は湿気を吸着しやすく乾きにくく、一度カビが発生するとあっという間にシミが広がったり繊維が弱くなってしまいます。
通気性の乏しいチェストは天然繊維には向きませんから、収納する家具の素材と収納する衣類の相性についても、購入前によく確認しておきたいところです。
引き出しの使い勝手をイメージしておく
出典:楽天市場
引き出しは手で引いて出すわけですが、指を引っ掛ける部分の形状だったり、引き出しやすさ1つで使い勝手が大きく変わります。
指を掛ける部分が小さかったり浅いと、必然的に指先の力で引き出すことになります。
たまに引き出す程度なら気にならないとしても、毎日のように引き出すとなればかなり気になる部分です。
相当な力を入れないと引き出せないとしたら、その引き出しは選び方に失敗だと思ってもおかしくありませんし、後悔することになりえます。
つまり、引き出しは収納性も大事ですが引き出しやすさ、使い勝手の良さも肝心というわけです。
指を掛ける部分が小さくても、引き出しにレールがついているものは、軽い力でも楽に引き出すことができます。
その為、購入前に比較検討して選ぶ際には、実際の使用感をイメージしながら、指の掛けやすさや引き出しやすさをチェックすることをおすすめします。
理想的なのはレールつきですが、レールがついていても重たいものはあるので、やはりなるべくお店に足を運んで確認するのがベストです。
販売がネット限定だったりお店に足を運ぶのが難しいのであれば、既に愛用している人たちの口コミを参考にするのが良いでしょう。
頑丈さも大事
出典:楽天市場
意外と重さのある衣類を収納して、引っ張ることによって引き出しを出し入れするチェストは、構造次第では簡単に壊れてしまいます。
側板に棚板をはめ込む形で作られている引き出しは、使っているうちにガタが大きくなったり、外れてしまう恐れがあります。
逆に頑丈なのは複数の溝が互い違いにはめ込まれていたり、釘などで固定されているタイプです。
正面の側板がもう1枚の板で補強されているタイプはなお良く、簡単に緩んだり壊れず長く使うことができるでしょう。
当然ですが、使用する材料の多い家具は相応にコストが掛けられていますし、勿論重量が重いので頑丈な作りに見えます。
ただ、重量があると搬入や設置のハードルが上がりますから、そこは念頭に置いておく必要があります。
安さとデザインでチェストを選ぶこともできますが、安いものは耐久性が低かったり、素材が水などに弱いといった欠点を持ちます。
デザイン性を重視する場合も同様に、安い商品は耐久性などとトレードオフによって成り立っています。
作りが良くてデザイン性も優れている商品は、価格がそれなりに高いはずです。
収納などの実用性ではなくインテリア性が大事なら安くておしゃれなチェストでも構いませんが、基本的に収納家具は実用性が重視されます。
しっかりと収納ができてこその家具ですから、短期間のうちに壊れて使えなくなり、選び方に失敗したと思ってしまわないように注意です。
まずは構造を最初にチェックしてから、構造に合格点が与えられる商品をリストアップしてデザインで選ぶ、そういう選び方がおすすめです。
デザインも重要なポイント
出典:mobel
デザイン面は素材をそのまま使っているか、塗装や装飾が行われているかによって印象が左右されます。
無垢材は素材に手を加える部分が最小限な分、希少で高価な木材が丁寧に加工されて作られます。
コストを抑えられるのは集成材などの木質材料ですから、価格の安さも重視したいなら無垢材は諦めた方が無難です。
無垢材や集成材でなくても、コストを抑えつつ上質な仕上がりの商品はありますし、バランス重視で選ぶならそういった商品を検討することもおすすめします。
案外見落としがちですが、設置スペースを確認しても引き出し分を計算に入れていないと、引き出した時にギリギリで使いにくい状況が発生します。
スペースに余裕がある場合は問題になりませんが、奥行きは引き出しを出した状態で確認することが大事です。
まとめ
チェストはデザインで選ぶのは間違いではありませんが、やはり使いやすさも重要です。
何を収納するかにもよりますが、購入前に使用しているイメージを持って検討したほうが良いと思います。
特に引き出しの使いやすさは重要で、あまりにも使いにくくても簡単には交換することもできないアイテムなので、対応に困ってしまうこともあります。
購入後に失敗したとならないようにチェックポイントを確認し、よく考えてからチェストを購入しましょう!
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