収納家具には種類がたくさんあって、その用語も日本語だったり英語だったりと複数あります。
その中で、チェストという家具があるのは知っていますか?
チェストとは、タンスのような家具のことを言います。
基本的には、洋風のタンスをチェストとしても良いかもしれません。
そんなチェストの一種に、ローチェストがあります。ローチェストとはどんな家具なの?と思われる方もいると思いますので、今回はローチェストについて解説していきたいと思います。
また、おすすめのローチェストも3つ併せて紹介したいと思います。
それでは、ローチェストが何なのか、またメリットやデメリットについてもお話していきたいと思います。
ローチェストの説明とおすすめ3選
ローチェストとはどんな家具?
出典:楽天市場
ローチェストは、ひとことでいえば背の低いチェスト(タンス)です。
もともと膝の高さと同じくらいのチェストを指し、玄関の腰掛として利用していた時代もありました。
しかし、時代が下って現在は少し背が伸びで腰の高さ位のものまでをローチェストというようになったんです。
高さが決まっている反面、ローチェストは横幅のレパートリーが豊富です。
500~1600mmまで様々なローチェストが存在し、設置する場所や収納する内容によって選ぶことができちゃいます。
昔は玄関専用の家具として使われていたローチェストも、そんなサイズの多様化からリビングはもちろんダイニングや寝室といった様々な場所で活躍するようになりました。
収納も以前は靴や傘など玄関に収納するようなアイテムがメインでしたが、今では特に決まりはありません。
そのため、中身が見れないので小物こそ入れることは少ないのですが、衣類はもちろんのこと、日用品、子どものおもちゃなどなんでも収納する家具として利用されているんです。
まさに玄関から家の身近な存在の家具として進化した家具、それがローチェストといえるでしょう。
購入前に知っておきたいローチェストのメリットやデメリット
出典:楽天市場
メリット
次にローチェストのメリットやデメリットに触れていきます。
ローチェストのメリットは、コンパクトさやレパートリーの多さです。
低い高さに仕上げられたローチェストは、家具としての存在感が控えめで部屋を広く感じさせる効果が期待できます。
部屋が狭いから少しでもゆったりとした空間を作りたい、窮屈なリビングは嫌、そんな方々にぴったりの家具なんじゃないでしょうか。
ローチェストを中心に背の低い家具で揃えれば、同じ部屋でもより広く感じられます。
実は手軽なサイズ感が人気のローチェストは、メーカーも多くのモデルをリリースしているんです。
それが2つ目のメリット、材質はもちろん、色も選べるので自分らしいローチェストを選べちゃいます。
デメリット
このように魅力的なメリットも多いローチェストですが、デメリットも知っておくと購入時に役に立つと思います。
それは、収納力が物足りない事や幅広いモデルは不自然な印象を与えてしまうことなんです。
背が低い分背の高いハイチェストやタワーチェストに比べると、どうしても収納力が劣ります。
そのため、2つ、3つと買い足していかないと収納が得られないケースも少なくありません。
このような状態をなくすために横長のローチェストを購入すると2つ目のデメリット、不自然な印象を部屋に与えてしまうことがあるんですね。
横幅が広かったり、前後の幅が大きいと、部屋に置いた場合違和感が出てしまいます。
場合によっては部屋のインテリアが台無しになってしまうこともあるんです。
収納力をある程度諦めて利用するのがローチェストといえるかもしれません。
ただ、断捨離がブームになっている昨今はそこまで気にならないかも。
おすすめローチェスト3選
最後におしゃれな家具で部屋を広く見せるローチェストのおすすめ家具を3つ紹介したいと思います。
フジックス 国産120-3段ローチェストZET
出典:楽天市場
最初に紹介したいのは、美しい木目がおしゃれな北欧風のローチェストです。
フジックスの3段ローチェストは、木目と濃い色のツートンカラーなので、インテリアが一気におしゃれな雰囲気になります。
もちろん実用性も重視していて表面材には強化シートを使っているので、お手入れもしやすいんです。
カラーもナチュラル、ホワイト、ブラウンから選べるので、インテリアにあわせて選んじゃいましょう。
フジックス 国産120-3段ローチェストZET 詳細
詳細
- サイズ:幅120cm 奥行40cm 高さ72.5cm
- 引出し内寸・大引き:幅71.2×奥行33.2×深さ14.2cm×3杯(スライドレール付き)
- 引出し内寸・小引き:幅33.8×奥行33.2×深さ16.1cm×3杯
- 重量: 約40kg
- カラー:ナチュラル、ホワイト、ブラウン
大川家具 桐チェスト 3段 幅120
出典:楽天市場
かつて和ダンスの材料として知られていた桐を贅沢に使った、大川家具の和風のローチェストです。
120cmのワイドさで、違和感がない73cmの高さに抑えています。
そのため寝室やリビングでもなじむ大きさになっているんです。
また、ローチェストの弱点である収納力の低さもこの桐のローチェストは、引き出しを6つ用意することで改善しています。
大引き出しと小引き出しを3つずつ用意し、引き出しにくくなりがちな大引き出しはスライドレールをつけてスムーズに引き出せちゃいます。
大川家具 桐チェスト 3段 幅120 詳細
詳細
- 外寸:幅1194mm×奥行405mm×高さ730mm
- 内寸:右1-2段目(小引き) 幅335mm×奥行335mm×高さ142mm
右3段目(小引き) 幅337mm×奥行335mm×高さ175mm
左1-2段目(大引き) 幅709mm×奥行335mm×高さ112mm - 左3段目(大引き):幅709mm×奥行335mm×高さ142mm
- 材質・天板/側/壁板:プリント(MDF仕様)
前板:桐
垣板等:桐/ファルカタ - 重量:約30kg
- 大引全段 スライドレール付き
すっきり✕たっぷり収納チェスト
出典:楽天市場
すっきり×たっぷり収納チェストは、キャスターのついた動かしやすいローチェストです。
お部屋にそのまま置いてもおしゃれに使えますが、幅が76.3cmに抑えられているのでクローゼットにも入れられるのもポイント、コンパクトなローチェストなんです。
ちょっとした収納が欲しい時にもってこいの存在になるんじゃないでしょうか。
動かしやすいように両サイドに取手がついているのも良い感じですね。
すっきり×たっぷり収納チェスト 詳細
詳細
- サイズ:約幅39.5×奥行き76.3×高さ65.1cm
- 重量:約20kg
- 耐荷重・天板:約10kg
- 総耐荷重:約35kg
- 材質:MDF、パーティクルボード
まとめ
ローチェストは低い高さに抑えたチェストです。
部屋を広くしたり、圧迫感のない高さは、どんな部屋にも合うユーティリティプレイヤーといえますね。
幅も様々なものがあるので、リビングのメインに据えたり、クローゼットのサブ収納にもできたり、選び方によって使い方は様々。
ぜひ、自分に合ったローチェストを選んでみてくださいね。
-
購入前に知っておきたいチェストの選び方!失敗しない為のチェックポイントはこれ!
収納家具の1つチェストは、選び方によって使い勝手や快適性が異なることから、イメージと違うという結果にならないようにポイントの確認が重要になってきます。 購入後に失敗しちゃったと公開しない為に、予めチェ ...
続きを見る
関連記事
アイキャッチ出典:楽天市場