衣類や様々なものを整理、収納するのがチェストです。
洋風のタンスともいえるチェストですが、様々な種類のものがあり、その1つにハイチェストが知られています。
でも、ハイチェストってどんなものなのか分からないという方も意外と多いんです。
今回は、ハイチェストってどんな収納家具なのか、メリットや注意点はあるのかというような疑問についてを説明し、さらにおすすめのハイチェストを紹介したいと思います。
きっとハイチェストがどんな家具か分かりますし、お気に入りのハイチェストも見つかるはずです。
それではみていきましょう。
ハイチェストとはどんな収納家具なの?
ハイチェストってどんな家具?
出典:楽天市場
ハイチェストは、文字通り背の高いチェストのことを言うんです。
チェストといっても横に長いローチェストが有名ですが、それとは逆で縦に長いチェストがハイチェストです。
ローチェストが腰の高さ位のものが多い中、ハイチェストは肩や身長くらいのサイズのチェストが多くあります。
また、横幅もローチェストは500~1600mmと長めのラインナップが多い中、ハイチェストは400~1200mmが主流です。
このような感じで肩くらいの高さでやや長細いチェストがハイチェストに分類されて販売されているんです。
ハイチェストのメリットや注意点
メリット
出典:楽天市場
ハイチェストは、魅力的なメリットや利用する上での注意点があります。
ここではそんなハイチェストの特徴を紹介していきます。
まず、ハイチェストのメリットは場所を取らないことや収納量が多いことです。
ハイチェストは高さがある分、横幅を抑えることができるんです。
横幅が狭ければその分スペースもとれますよね。
そんなメリットがあるので、リビングだけでなく寝室や玄関にだって置くことができるんですよ。
次に収納量が多い事もメリットです。
同じ幅のローチェストよりも背が高いので、その分収納も多くできます。
限られたスペースで多くのものを収納したい時、ハイチェストはきっと大活躍すると思います。
こんな感じで収納力の高さと場所を取らないことはハイチェストのメリットなんです。
デメリットと注意点
出典:楽天市場
残念ながら、ハイチェストには注意点もあります。
それは、安定感がやや悪い、上段を持て余す、部屋が狭いように感じるといった点です。
ハイチェストは背が高い分、安定感が悪い点が挙げられます。
実際ハイチェストの横に体をもたげると、意外と簡単に傾くものも少なくありません。
地震があると倒れやすい家具の一つといえるので、導入する場合は家に設置する時に必ず耐震対策を取るようにしましょう。
上段を持て余してしまうのもハイチェストのデメリット、実際に使うと上の段を意外と使わないことがあるんです。
背の高い方の場合は、特に気になる高さではないのですが、背の比較的低い方や子どもの場合は、届かなかったり、手が届いても使いにくかったりします。
また、部屋が狭く見えるということもあります。
家具は基本的に背が低ければ広く見せることができ、背が高くなると圧迫感が出てしまうもの、残念ながらハイチェストは圧迫感が出てしまう方なんです。
部屋が狭いように感じることもあり、あまり広くない部屋の場合、収納力を取るか、開放感をとるかで迷うでしょう。
もちろん、これらのデメリットはそこまで弱点となるようなデメリットではありません。
安定感も転倒防止のための耐震対策をすれば問題ありませんし、上の段は普段使わないものを収納すれば良いだけなんです。
圧迫感も明るい色のハイチェストを選べばある程度改善できます。
なので、このような注意点を知った上で、利用するようにすればハイチェストのメリットをきっと活かせるようになると思います。
おすすめのハイチェスト3選
次にハイチェストのおすすめを3つ紹介したいと思います。
CLASSEサーラ 80 ドロワー
出典:楽天市場
佐賀県の家具メーカー・レグナテックが展開する、国産ブランドのハイチェストです。
価格も高いですが、木のパズルのようなこだわりの作りがおしゃれですよね。
風合いも優しいので、どんな部屋にも落ち着きを与えてくれるハイチェストです。
CLASSEサーラ 80 ドロワー 詳細
詳細
- 幅(W):783
- 奥行(D):465mm
- 高さ(H):1268
- 脚高さ:95mm
- 素材・前板・脚:無垢材
- 戸板:突板
- 外装・内装:プリント合板
- 塗装:ウレタン塗装
m Loarシリーズ 天然木ハイチェスト
出典:楽天市場
m Loarシリーズのハイチェストは、桐を使用していて、桐以外の部分を天然木で仕上げています。
スライドレール付きで使いやすく、安定性に優れた脚部がついているのもポイント。
ハイチェストの不安定感を感じさせない安定した設計がおすすめですよ。
m Loarシリーズ 天然木ハイチェスト 詳細
詳細
- 外寸:(約)59x37x105cm
- 引き出し外寸:(約)57.5x37x16cm
- 引き出し内寸:(約)50x34x10.5cm
- 重量:(約)23.5kg
- 表面材:(正面)天然木 桐、(側面)プリント紙化粧繊維板
- 表面加工:(正面)ウレタン樹脂塗装、(側面)ウレタン樹脂コート
日本製ハイチェスト チェスト タンス 幅90cm
出典:楽天市場
角部分に丸みをもたせたハイチェストです。
コストにもこだわっているので、比較的気軽に導入できるのも魅力。
表面材も塩化ビニルにしてあるのでこのクラスのハイチェストと比較して質感も高くなっています。
日本製ハイチェスト チェスト タンス 幅90cm詳細
詳細
- サイズ・本体:幅89.7X奥行42X高さ116.5cm
- 小引き出し:幅38.5X奥行33.7X高さ15.7cm
- 大引き出し:幅82.5X奥行33.7X高さ15.7cm
- 材質・天板・側面:プリント化粧合板
- 材質・前板:MDF繊維板 塩化ビニール
- 重量:50kg
まとめ
ハイチェストは肩くらいの高さの縦に長いチェストです。
ローチェストに比べて幅の狭いものが多く、少ないスペースで利用でき、同じ幅のローチェストよりも多くのものが収納できるメリットがあります。
ただ、倒れやすさや上段が背の低い方にとって使いにくいといったデメリットがあるんです。
ですが、今回紹介した対策を取れば、そういったデメリットをうまくカバーでき、使いやすいチェストになると思います。
それに、今回紹介したおすすめのハイチェストを中心に気に入ったハイチェストを選んでみましょう。
-
購入前に知っておきたいチェストの選び方!失敗しない為のチェックポイントはこれ!
収納家具の1つチェストは、選び方によって使い勝手や快適性が異なることから、イメージと違うという結果にならないようにポイントの確認が重要になってきます。 購入後に失敗しちゃったと公開しない為に、予めチェ ...
続きを見る
関連記事
アイキャッチ出典:楽天市場