最近注目されている家具にシェルフやラックは、収納家具を買いたいと考えたときに外すことのできないものですよね。
シェルフやラックって、実は詳しくみてみると少し違うものなんです。
しかし、家具の製造メーカーがあえてラックをシェラフと命名したりとして、その境界線が曖昧になっています。
そんな収納家具のシェルフやラックは、どの部屋にも置いておきたいですよね。
そして大きさ的にも丁度いいサイズ感のものが多く、ソファやベッドなどの大型家具と違って、悩まずにすぐに購入しちゃう方も多いと思います。
しかし、それが間違っているかも知れません。
そこで今回は、シェルフとラック選びで失敗した方の体験談などを参考にさせていただこうと、失敗例を集めてみました。
経験者のご意見って、かなり参考になると思います。
同じような失敗をしないように、是非参考にしてみてください。
今回は、シェルフとラックを大きく分けず、どちらの失敗談や体験談もあります。
シェルフやラックでの10の失敗例や体験談
サイズ選びの失敗例
まず最初にまちこさんからお聞かせいただいた、失敗例を見てみましょう。
ここでは、サイズについて失敗したお話が記載されています。
この失敗談もありがちなので、参考になると思います。
収納をなんとか増やしたい
我が家には収納があまりなく、キッチンにもつり戸棚などがないため、なんとかストックの食材を置くスペースを確保したいと思っていました。
カウンター下に空間があるため、そこに棚を設置することを思いつき、ネットや家具屋さんをリサーチ。
お金をかければ、サイズをカスタムして注文できるシェルフや、オシャレなものなどたくさん見つかりますが、そこそこのお値段です。容量もあるものとなるとなかなか見つかりません。
ピッタリに気をつけて
ブログ記事なども参考にしてさがしているうち、なんとかお値段的にも折り合いがついて、サイズもピッタリのシェルフを発見。のちのち扉などもカスタムできます。
見つけたブログ記事では、買ったシェルフがカウンター下に入らず、棚の脚を1センチ切り落とした、という記述がありました。この人やらかしたなあ、でもうちはちゃんと高さも測ってちょうどいいし、大丈夫。そう思って、狙っていた商品を買いに行きました。
意気揚々と買って帰ってきて、組み立ててから、絶句。ピッタリサイズ過ぎて、カウンター下に入らない・・・! 脚の下のクッションを外しても・・・だめでした。仕方なく、棚の脚を1センチほど切り落とすことに。大失敗です。まさか自分もブログの人と同じことをする羽目になるとは・・・。
カウンターとしてはよくある高さなのかもしれません。
ピッタリサイズの罠に気をつけてください。
シェルフ選びの色々な失敗例
まちこさんが失敗したのは、サイズ選びのことでした。
その他の方の失敗談にもサイズ選びで失敗したものもありますが、また違ったお話もあります。
その他の9つの失敗例と体験談を見てみましょう。
ミカミユウトさん
40代男性
一番シェルフ選びで失敗したと思ったのは、奥行きのことです。
あまりにも高さと幅のことばかりを考え奥行きのことをおざなりにしていたがばかりに、奥行きが妙に長いシェルフを選んでしまい無駄に部屋を狭くしてしまったという苦い経験があります。値段も手頃であり、高級感や重量感があって色合い的にはすごく気に入って高さも幅も申し分なかったと思って購入したものの意外にも奥行きがあるということに完全に誤りを感じました。一つ一つの引き出しが大容量で奥まで入れられるのは良いのですが、あまりにも奥に引き出しが届くので奥に入れたものが見えにくく逆に取りにくくなり、また手前に重いものを入れると引き出しが傾いてバランスが悪くなったりもしました。
もっと奥行きが狭くて良いと思ったのはテレビを置いた時に手前にスペースがありデッドスペースが生じていたことです。長さにして約20cmほどですがこの20cmの空間が無駄になっているというところは、私の部屋の狭さをあまりにも圧迫していたのでした。
シェルフ選びで気にしなかった奥行きというものの大事さを改めて認識した今回の苦い買い物でした。
aruさん
40代女性
値段もある程度して、見た目も高級感のあるシェルフだったのですが、まず失敗したのが引き出しです。
引き出しのタイプを選ぶことができるセミオーダー式のシェルフだったのですが、値段が張るからという理由で引き出しを大きめのサイズである1メートルほどにしました。服1着分入れるのにちょうどいよい幅の50センチメートルほどの引き出しにするとコストもかかるからです。
しかし、まず引き戸を開けてから引き出しを引くタイプだったので、引き戸を全開にしないと引き出しは出せず、服を取り出すことができません。急いでいるときには、全開にするというたった数秒のことですが、とてもイライラしてしまいます。
また、引き戸に巨大な鏡を付けたので、コーディネートするには見やすくとても便利です。しかし、子供が小さいうちは鏡に指紋がたくさんつくので拭き掃除が大変です。また、開け閉めする際に取っ手がついていなかったので、どうしても鏡を触ってしまいます。
見た目だけでなく、使っているところを想像してシェルフを買わなければ失敗してしまうと思いました。
さくらさん
20代女性
一人暮らしを始める際に、初めての1人暮らしのため、家具などのこだわりもなく、無機質な鉄の大きなラックを購入しました。購入してから1年ほどは、特に不自由を感じずに生活していました。しかし、2年目になってから、お洒落な生活に憧れるようになり、布団カバーやマットは色を統一しましたが、最初に購入したラックだけが無機質で浮いてしまっています。また、背丈も高いラックであるため、地震があった際に、上からものが落ちることが怖く、ラックの上2段はあまり物を置くことが出来ていません。さらに、とても大きいラックを購入したため、私ひとりでは解体することもできず、また、ごみとして捨てることにも大金がかかるため、泣く泣く現在もそのままそのラックを使用しています。一人暮らしを始める際に、予め自分の理想の部屋を想像し、失敗しないよう一つ一つ家具選びをしておけばよかったと思いました。特にシェルフやラックのような簡単に買い替えることが出来ないものは、慎重に選ぶことが大切であると考えます。
どりむさん
50代女性
文具を入れる引き出しと本屋雑誌をまとめたくて、3つの引き出しがついたシェルフをカタログ通販で購入しました。組み立てはそれなりに大変でしたが、収納してみると棚板のピッチが微妙に欲しいサイズに合わず、中途半端な空間ができてしまいました。雑誌をたてにいれたらその上に15センチぐらい空間ができるイメージです。奥行があったので奥に雑誌類、手前に単行本や小物などを置いて使用してみたものの、奥のものが取り出しにくくなりました。奥行がありすぎると棚の奥や裏側に湿気が溜まってしまい、シェルフをずらして掃除しようにも中身があると重くてそうそう動かすこともできず、湿気やカビが増えてしまいました。中にいれていたものにもカビが移ってしまい、大事なものは収納できず、シェルフの上に並べていまいましたが、スッキリした部屋づくりとしての選択は失敗でした。収納力のあるシェルフだとものをため込んでしまうので薄型のものにして不要なものを処分しやすくしたほうがいいと思いました。
タカナさん
20代女性
個人的に、シェルフ選びで失敗だったなと思ったのは、一人暮らしの時に使っていた3段のオープンラックです。炊飯器や、オーブントースターなどを置きたくてオープンラックを選んだのですが、思ったより小さめのサイズを選んでしまい、必要最低限のものしか置けなかったので他のものも収納出来るように、もう一回り大きめの、4段のラックを購入すれば良かったなと購入してから、後悔しました。
引っ越し後すぐ買いに行ってしまい、使用していくうちにあれも収納したい、これも収納したいと後から収納したいものが出てきてしまい、収納の場所に困ってしまいました。必要最低限の物だけ置ければ大丈夫だろうと、購入時は思っていましたが、想像以上に収納スペースが足りず他のラックを購入したりと二度手間になってしまいました。買い直しをするにもコストが掛かってしまい痛い出費になってしまうので、もう少しゆとりを持った家具選びが重要だなと勉強になりました。
さくらさん
40代女性
テレビを置こうと小さめの背板のある棚を買いました。組み立て式で簡単に作成することができたのですが、テレビの配線を通す穴がないことに気付きました。いろいろな配線がありけっこうかさばるので、結局枠組みだけを残して、背板を外すことにしました。wifiやブルーレイはうまく設置することができ、その隣のスペースに電話を設置することになりました。やはり電話の配線を通す穴がなく、背板のせいで設置することができません。あまり背板をとると強度が心配になるので、電話の部分については背板に小さな穴を開けてそこに電話の配線を通すことになりました。カッターで片隅に小さな穴を開けていき、電話で隠れるような感じにしました。やっと完成したのでテレビを置くと、少しグラグラしますがテレビはうまく安定しています。これからは失敗しないように配線を意識して、背板に穴が開いていたり、背板がなくても強度のあるシェルフを購入しようと思います。
みずきさん
30代女性
店頭に置いてある時にはそれほど大きく感じず、ちょうど良い手頃なサイズかなと思って購入しましたが実際に持って帰ると、高さがあり圧迫感があって部屋が狭く感じるようになってしまいました。木製なので温かみもあって良いかなと思って買いましたが、安かったこともあり材質が良くなかったのか購入してから一年ほどでカビてきてしまぅたのもショックだったし、安物買いの銭失いとはこのことだなと思いました。選ぶ時に安さを重視してしまったことが失敗だったなと感じていますが、家具は長年使う物だからこそ少し奮発してでも良いものを購入するべきだと学べたので、勉強料として考えておこうと思っています。高さはありますが段があまりないタイプなので、積み重ねなくてはならず下のものが取り出しにくいのもマイナス点です。チェストやシェルフ(ラック)など家具はサイズをしっかり測って計算した上で購入しないと、部屋が狭く感じてしまうので後悔することになるんだなと実感しました。
宮本さん
30代女性
ネットで気に入ったデザインの物があり、値段もお手頃で良いなと感じたので注文しました。数日で届いたのは良かったのですが、自分で組み立てなくてはならないタイプで、苦手なので少し苦戦してしまいました。組み立てた後に感じたのが、イメージしていたよりも造りが安っぽくて値段よりも安く見えてしまうなという点です。デザインが良いと感じて購入しましたが、画像で見ていたよりも色合いも微妙だったのでやはり実物を見ることなく購入したのは失敗だったなと思ってしまいました。思っていたよりも幅も狭くてあまり入らないのもいまいちだと思ってしまったし、たくさん物を入れたら壊れてしまうんじゃないかなと不安もあります。自分で組み立てたから壊れそうなのか、やはり安いだけあってそれなりのものなのかわかりませんが、失敗したなと思っていることは確かです。シェルフ(ラック)やチェストなど家具は少し高くても良いものを購入するべきだなと思いました。
まりこさん
30代女性
1人暮らしをする際、洋服をしまうシェルフを購入しました。
候補は2種類。ひとつは、天板が板、引き出しが半透明のプラスチックで、レールが付いていないもの。もうひとつは、同じ仕様ですが引き出しはホワイトでレール付きのもの。もちろんレール付きの方がすべりが良く扱いやすい。そして見た目も良かったので後者に決めました。しかし、いざ引っ越しの際、盲点に気づきました。重い。とにかく重い。購入した時も店員さんが台車で運んでくれたし、引っ越し当日まで車に積みっぱなしだったので持ち上げる機会がありませんでした。
女性一人でギリギリ持ち上がるくらいの重さで、賃貸の部屋を傷つけないように移動する事は本当に気を使いました。
更に洋服の数が多かった私は、ギュウギュウに詰め込み、1年もせずレールが破損。この失敗に学び、次に購入したシェルフはクローゼットに収納する用のものは、見た目よりも軽さと使い勝手重視、部屋に置くものは見た目もおしゃれで余裕を持って収納する用で選びました。
まとめ
シェルフやラックの購入で、色々な失敗があるんですね。
どれも、自分にも起こってしまうかも知れない体験談だと思います。
同じ様に後から後悔しないためにも、シェルフやラックなどの収納家具を購入する前に、もう一度選び方のポイントをおさらいしておくと良いと思います。
シェルフやラックの違いや選び方を以下の記事に書いています。
そちらも是非、参考にしてみてください。
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シェルフとラックの違いは分かりますか?何を置くかによって変わるシェルフの選び方!!
最近注目されている家具にシェルフがあります。 しかし、その形からラックと混同してしまう方も少なくありません。
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