ブロックタイプのシェルフ(以下、ブロックシェルフ)は気軽に設置できる家具なので、今注目されている収納家具の1つなんです。
シェルフの中にはオープンシェルフやウォールシェルフ、ブックシェルフなどいくつか種類があって、その中でもユニークなシェルフと言えばブロックシェルフです。
今回は、ブロックシェルフはどのようなものか特徴と注意点を紹介しつつ、おすすめのブロックシェルフも3つ紹介したいと思います。
ブロックタイプのシェルフの特徴と注意点
ブロックシェルフの特徴
出典:楽天市場
ブロックシェルフとは一言でいえば、本体が1つずつブロックとして構成されているタイプのシェルフ(棚)の事です。
ブロックとしてバラバラになっているのが特徴で、気軽に利用できるシェルフとして部屋に入れている方も少なくありません。
このようなブロックシェルフのメリットとしては、組み合わせが自在、サイズの調整が可能、またすぐに使えるといった点が挙げられます。
組み合わせが自由
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ブロックタイプというだけあり、組み合わせがとにかく自由なんです。
ブロックシェルフは四角い枠で構成されているだけなので、枠を並べて一つのシェルフとして利用したり、縦に積んでラックのようにしたりといったことができちゃいます。
また、とにかく組み方は自由なので、ブロックシェルフを下に2つ、上に1つ積んで三角状のユニークなシェルフにしてみるのも良いかもしれません。
これ以外にも一回り小さいブロックシェルフを用意して大きなブロックシェルフの中に入れ、稼働できるシェルフにするなど、その組み合わせや工夫は自由自在なんです。
自分たちのアイデア次第で、いくらでも魅力的なブロックシェルフが海させるのが最大のメリットといえるでしょう。
部屋に合わせたサイズの調整が可能
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それに、サイズの調整もできるのはブロックシェルフの魅力です。
部屋が小さいから2つ縦にしてブロックシェルフを使ったり、部屋が広くなったから2つ追加してブロックシェルフ4つでシェルフを作ってみたりといったことも難しくありません。
そのまま使える物が多い
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3つ目のメリットとして、あらかじめ枠の状態でも家具として使えるので、購入して組み立てる手間がほとんどの物ではありません。
(中には組み立てのブロックシェルフもあります)
最近の家具は分解された状態で送られてきて、組み立てるのが一般的ですが、梱包を解いて、そのまま家具として使えるのはブロックシェルフのメリットです。
また、重ねるのも簡単なのですぐに2段、3段のブロックシェルフが完成し、利用できます。
フロックシェルフの注意点
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色々とメリットが多そうなブロックシェルフですが、注意点もあります。
その注意点としては耐震性が低い、背面は壁か別途板を用意する必要があるといったことなんです。
ブロックシェルフ1つであれば耐震性を気にすることはありませんが、縦に積んだり、不安定な設置をするとわずかな地震でもバラバラになって崩れたり、倒れたりといったリスクがあるのが弱点。
単独で利用したり、並べて利用する分には良いのですが、積んで利用する場合は背面に固定具を用意してDIYしたり、耐震の対策を取らないと大変な目に合ってしまうこともあるんです。
あと、ブロックシェルフは重ねるだけのシンプルなシェルフですが、背面は空洞になっているので注意しましょう。
割り切って使う分には問題はないと思いますが、背面が必要な場合は、壁につけたり、別途背面の板をDIYして付けるといった手間が必要になってしまいます。
基本的に壁につけて使うか、背面なしで割り切って使うといった方法がブロックシェルフのベストな使い方と言えると思います。
また、オプションで固定金具があったり、元々付属している物もあるので、購入時はチェックしておくのがおすすめです。
ユニットシェルフとブロックシェルフの違い
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似た意味のシェルフにユニットシェルフがありますが、このユニットシェルフとブロックシェルフの違いはどのようなものがあるかも解説します。
このユニットシェルフとの違いとして、支柱の有無があります。
ユニットシェルフは支柱が付いていて、それを連結して利用するんです。
一方ブロックシェルフは重ねるだけなので、その接続方法が違いの1つです。
この支柱があるかないかによって連結の強さが異なるので知っておくと良いと思います。
おすすめのブロックタイプのシェルフ3選
最後におすすめのブロックシェルフを3つ紹介します。
NISSIN(ニッシン木工) ac-cent ブリックブロック&チェスト ACK006
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ニッシン木工のac-cantブリックブロック&チェストは、木の素材感を活かしたブロックシェルフです。
上質のナラ材にウレタン塗装(つや消し)を施し、上質な質感を演出しています。
お手入れも簡単なので、使い勝手のいいブロックシェルフといえるます。
また、オプションパーツやサイズや色違いのブロックシェルフが充実しているので拡張性も抜群です。
組み合わせ次第で、見せる収納家具としておしゃれな部屋にすることも可能だと思います。
NISSIN(ニッシン木工) ac-cent ブリックブロック&チェスト ACK006 スペック
スペック
- サイズ:W350xD296xH350mm
- 素材:ナラ材
- カラー:OL色/FB色/TB色
収納ボックスW350 Brick Block
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ブリックブロックのW350は、角にRをつけた2種類のブロックを横積み、縦積みとレンガのように組み合わせるブロックシェルフです。
また、2色がラインナップされているので、組み合わせればアクセントが効いたブロックシェルフとして利用できます。
アイデア次第でいくらでも工夫できる魅せる収納として機能するだけでなく、このブロックシェルフは強度補強とデザインアクセントを兼ねて同素材の無垢材を使用しているのもポイントです。
収納ボックスW350 Brick Block スペック
スペック
- サイズ:外寸W350×D296×H350mm
- サイズ:内寸W314×D296×H314mm
- 素材:ウォルナット材(ウレタン塗装染色仕上げ)
- 耐荷重:10kg
ディスプレイラック 90 Nitr201811
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ディスプレイラック90は、枠を組み立てるような感覚で設置できるブロックシェルフです。
設置の仕方は、積んだり並べたりするだけでなく、大きいサイズのシェルフに小型のシェルフを入れてスライドさせることもできるようになています。
より自由度の高いブロックシェルフとして楽しめそうです。
それぞれ組み立ては必要ですが、木ダボ2本と木ネジ1本を併用しているので、丈夫かつ簡単に組み立てられるのもポイントです。
ディスプレイラック 90 Nitr201811 スペック
スペック
- サイズ:約幅29.5×奥行(大)90・(小)29.5×高さ39cm
- 耐荷重・天板:約10kg(1枚)
- 耐荷重・棚板:約10kg(1枚)
- 材質:突板風化粧繊維板、パーティクルボード、木材
- 組み立てが必要
まとめ
収納家具のシェルフにはいくつか種類があって、その中でもブロックシェルフは組み立てやすく構成も自由なシェルフです。
四角い枠だけなので、簡単に重ねたり横並びにして、自由自在のレイアウトが楽しめます。
また、見せる収納として、インテリアを魅せることもできます。
ただ、枠だけの家具なので耐震性に少し不安点もあります。
耐震性を高めるためには、背板を追加したりする必要がありますが、それではブロックシェルフとしての魅力も半減してしまいます。
上下に重ねたブロックシェルフを動かないようにする固定金具が付属しているものなら、その点もとの魅力のまま使えると思います。
個性的に自在に使える収納家具のブロックシェルフで、自分だけの組み合わせやレイアウトでおしゃれな部屋づくりをしてみてはいかがでしょうか?
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